犬ジステンパーウイルス
感染した犬の出す唾液、鼻汁などの飛まつ、ウンチやオシッコなどを舐めた犬がウイルスに感染すると、一週間前後で体中のリンパ組織にウイルスが侵入。体の 免疫をつかさどるリンパ球(白血球)が破壊されて、免疫力が低下し、細菌感染がおこって肺炎や腸炎などが悪化していく。さらに、 ウイルスが脊髄や脳の神経細胞に侵入し、ひどい麻痺(まひ)や痙攣(けいれん)発作などをひきおこします。
TEL 048-978-2694
埼玉県越谷市千間台西5-22-18(千間台西陸橋通り沿い)
感染した犬の出す唾液、鼻汁などの飛まつ、ウンチやオシッコなどを舐めた犬がウイルスに感染すると、一週間前後で体中のリンパ組織にウイルスが侵入。体の 免疫をつかさどるリンパ球(白血球)が破壊されて、免疫力が低下し、細菌感染がおこって肺炎や腸炎などが悪化していく。さらに、 ウイルスが脊髄や脳の神経細胞に侵入し、ひどい麻痺(まひ)や痙攣(けいれん)発作などをひきおこします。
このウイルスは、犬の体内に入った後、細胞増殖の活発な腸管や骨髄などを攻撃します。そのため、腸管の粘膜が破壊され、激しい嘔吐や下痢が続き、トマト ジュース状の血便が出ます。嘔吐、下痢が続くと、体力が衰え、脱水症状がひどくなります。また腸の粘膜が破壊されるため、腸内の細菌が体内に侵入し、ひど ければ内毒性ショックや敗血病を起こして死に至ります。飼い始めたばかりの子犬が嘔吐や下痢をした時は、検診のため、できるだけ早く動物病院に連れて行く ことが大切です。
飼い始めたばかりの子犬が、鼻水をたらし、はげしい咳(せき)をしだしたら、「ケンネルコフ」の始まりかもしれません。
ケンネルコフはウイルス感染などによって引き起こされる伝染性気管支炎や咽喉頭炎のことです。
ケンネルコフを起こす代表ウイルスは、人のカゼの原因と同じ仲間のウイルスです。体力、免疫力のとぼしい子犬の場合、はげしい咳で体力を消耗し、さらに肺 炎などの二次感染を起こす場合もあります。成犬の場合、咳がひどいと、フィラリア症や心臓病、気管虚脱など、いろんな病気の可能性があります。
レプトスピラという最近が原因の伝染病で人にも感染する人畜共通感染症の一つです。
感染動物の尿中に排泄された細菌に汚染した土壌が感染源となります。散歩の時に摂取することが多く、色々なタイプがありますが、症状として急性の発熱、尿 毒症や腎炎を起こす場合と、黄疸、出血、肝炎を呈し重症化する場合があります。
犬伝染性肝炎は、犬アデノウイルス1型というウイルスに感染することで肝臓に炎症が起おこるウイルス感染症です。発症すると、吐く、熱が出る、下痢をする などの症状が現れ、重症の場合は命に関わることがあります。